Redhat Linux 9 インストールメモ

Last modified: 2004/07/08 13:08:56

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FreeWnn + tamago

tamagoがないと日本語がスムーズに喋れません。というわけで入れる。

  1. RedHat-7.3のtamagoのSRPM(KDDI研究所)を拾ってくる。

  2. ~/.rpmmacrosに

         %_topdir 自分のホーム/RPM
         

    と書いて、以下のディレクトリを作成。

         mkdir ~/RPM
         mkdir ~/RPM/{BUILD,RPMS,SOURCES,SPECS,SRPMS}
         mkdir ~/RPM/RPMS/{i386,i686,noarch} ←このへんは自分のarchitectureに合わせて適当に
         

  3. SRPMを展開してパッケージをbuild、インストール。RedHat-7.3あたりではrpm -bbでbuildできたが、RedHat 9ではrpmbuildになっている模様。

         rpm -ivh tamago-4.0.6-5.src.rpm
         rpmbuild -bb ~/RPM/SPECS/tamago.spec
         root# rpm -ivh ~/RPM/RPMS/noarch/tamago-4.0.6-5.noarch.rpm
         

  4. これだけでは終わらない。tamagoはINETソケットしか使わないらしく、しかしRedHat 9標準のFreeWnnはUNIXソケットしかlistenしないというステキ仕様。とあるpatchが問題らしいので、これまたSRPMを取ってきて、問題のpatchを除外してbuild。

         rpm -ivh FreeWnn-1.11-34.src.rpm
         vi ~/RPM/SPECS/FreeWnn.spec ← %patch12をコメントアウト
         rpmbuild -bb FreeWnn.spec
         root# rpm -ivh --force ~/RPM/RPMS/i386/FreeWnn-... ← debuginfo以外の4つ
         root# service FreeWnn restart
         

    ただし、INETソケットに他の計算機から接続される可能性があるので、ファイアウォールなりなんなりで適切にアクセス制御をかけるべき。

  5. そのままだとFreeWnn(というかjserver)はINETソケットしかlistenしなくなるので、kinput2がjserverと通信できなくなる。jserverのコマンドラインオプションとかで解決できるかもしれないが、取り敢えずkinput2の起動オプションで対処。

    /etc/X11/xinit/xinitrc.d/xinputでXIM_ARGSに"-jserver localhost"を追加。なお、canna patchの有無に関わらず"-wnnenvrc ..."で起動するような書き換えは既にしてあったり。


D865GBFL(i865G chipset搭載)でサウンドを鳴らす

Intelがドライバを公開しているので、取ってきて言われるがままに設定すればok。偉いぞIntel。


VMware 4.5.1

パラレル接続のプリンタをVMwareから直接叩こうと思ったら、lpモジュールがあるとparport0モジュールが使えなくてダメらしい。使っているプリンタはLinuxから直接印刷してもオフセットがずれてしまってうまくいかないので(どう設定しても直らない…)、cupsを起動しないようにしてlpモジュールのロードを抑制。それから、/etc/groupでlpグループに自分のアカウントを追加しておく。

root# service cups stop
root# chkconfig cups off
root# chkconfig --levels cups ← 確認
root# modprobe -r lp
root# vi /etc/group

Windowsを入れようと思ったらディスクアクセスが妙に遅く、BIOSでDMAを切るのを忘れていたことを思い出す。VMwareのVM起動時にBIOS設定に入って、HDD/CDともに"FastPIO 4"(DMAなし)を選ぶ。

Host-onlyネットワークとsambaでGuest OSからHost OSのfile systemがファイル共有で見えないなぁ、RedHat-7.2 + VMware-3.xではできたのに、と思ったら、いろいろヘマをしていただけだった。


PostgreSQL

基本的に最低限のセットアップはされている。

postgres$ initdb -E EUC-JP ← JDBCで正しく日本語を通すために必要

ruby-postgresでUNIXドメイン接続するには、ホスト名の部分を/tmpにする。

conn = PGconn.connect("/tmp", nil, ...)

JDBCはINET接続しかできないようなので、~postgres/data/postgresql.confでtcpip_socket=trueとして、~postgres/data/pg_hba.confで↓を追記。

#TYPE DB USER     IP        MASK            METHOD
host all 自分のユーザ名 127.0.0.1 255.255.255.255 trust
host all postgres 127.0.0.1 255.255.255.255 trust
local all 自分のユーザ名 trust
local all postgres trust

ただし、METHODでtrustを選ぶと認証なしで接続できてしまうので、せめて"same ident"とか"md5"とかにしておく。

なお、JDBC接続のためのjarは /usr/share/pgsql/pg73jdbc[123].jar で、PostgreSQL-7.3.x + j2se-1.4.x では3を使うらしい。


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Kazutaka Maruyama <kazutaka_(!!at-mark!!)_sanpo-lab.jp>(SPAM対策 )